永都叶千ロゴ

投稿日2017/12/27

日本画とはー技法ー

開催日:1970/01/01(木)

  • 基底材に彩色するのには、日本画の全てに共通する事は、定着剤に膠を使う事である(水分が蒸発する事で膠が固まり絵具が定着する)。

この時、日本画の絵具はチュウブ絵具より被覆力が弱く変更が効かない為、下図でしっかり形を決めておくことが重要となってくる。

日本画の岩絵具は、砂状で粒子の大きさが十数段階に別れている。

荒い粒子の絵具では、下の色や紙が透けてなかなか色が発色しない 。厚く絵具を塗って行けば発色するが、絵具の量がかなりいる。

地塗り (下に塗る色)、 中塗り 、仕上げ塗り と段階を追って発色させる。

地塗り では、細かい粒子の絵具を使い色目をつめる 。ただし、岩絵具では、細かい粒子の絵具は白っぽくしか発色しない・水干絵具の地塗りは、色鮮やかな発色である。

中塗り では、中くらいの粒子の岩絵具で ほとんど発色させる。

仕上げ塗り では、一番色味が欲しいところに荒い粒子の岩絵具を重ねることで、(その色が輝きを増す) 絵を仕上げていく。

 

又、現在 膠に代わる定着剤として、アートグルーやアクリルメディウム等 新たな定着剤が開発・発展中となっており、

新時代の日本画の要はここにある。